Connecting the Dots

アメリカの公衆衛生大学院留学に関するブログです。

SPH留学 ~学校選択について~

最近、といってもこの2,3ヶ月くらいの話ではあるが、学校選択について複数の方からご相談をいただく機会があった。 ご相談をいただいた中で、私が実感していることは、 中々うまく答えられない… ということである。 留学する前よりは明らかに出願プロセスや…

School Visitについて

気がついたらもう4月。最近は来年度(今年の夏~秋)に入学する予定の学生たちのための、説明会のようなイベントが開かれている。 以下は、このようなイベントについてではなく、"School Visit"一般について思っていること。 私は主にTOEFL/IELTSの対策をし…

Writingの話 ~Paraphrase~

Writingの話。これは公衆衛生大学院(SPH)に限った話ではないかもしれない。 留学前、主にTOEFLやIELTSのWriting、Personal Statementを書いていたときに苦労したことはたくさんあるのだが、その中でも"paraphrase"(パラフレーズ=言い換え)にはとても苦…

専攻について2

MPHの話題と関係ありませんが、先週末からアメリカではDaylight savingが始まり、急に日が長くなったように感じています。 ところで、前回専攻について書こうと思ったのは、自分がSPHに入学する前に予定していた履修コースと、現在履修しているコースが少な…

専攻について1

公衆衛生大学院には、どの大学にもいくつかのDepartmentがある。細かい部分は大学によって異なる部分もあるが、大まかにはEpidemiology、Biostatistics、Environmental Health、Social and behavioral science、Health policy and management、Global health…

MPH留学 ~1年制 vs 2年制~

アメリカのMPHプログラムは2年制(9月頃から翌々年5月頃:約21ヶ月間)の大学が多く、一部1年(弱)や1.5年ほどなどに短縮したプログラムもある。私が知っている1年制のSPHの場合、入学から卒業までの1年間はほぼぎっしりカリキュラムが組み込まれている。在…

SPH留学 ~いつ目指すのがよいか~

公衆衛生大学院(SPH)への留学、具体的にいつ目指すのがよいか。アメリカの場合、MPHプログラムは2年以上の職務経験が必要とされる大学が多い(と認識しているが、大学によって異なるかもしれない)ので、大体若くて24歳くらいの入学となる。私の大学も、お…

最近思っていること

前回のブログで少し触れたのだが、案の定新学期が始まりブログを書く余裕がなくなってしまった。まだ記事数としては少ないのだが、このブログにアクセスしてくださっている方もおられるようなので、細々とでも続けていければと思う。 今日は最近少し思ってい…

MPH留学 ~SPHの授業はどのくらい大変なのか~

これまで主にアメリカの公衆衛生大学院(SPH)、特にMPHプログラムに焦点を当てて出願準備について書いてきたが、少し話題を変えようと思う。GPA、PS(SOP)、CV/Resume、推薦状などについては、また折をみて書こうと思うが、あまり一般的な事柄以上のことを…

出願準備5 ~GRE~

GREには①Verbal reasoning, ②Analytical writing, ③Quantitative reasoningがある。①は単語がものすごく難解で、②は高いライティング力が求められる。③に関しては、多くの日本人受験生にとって①②と比較するとだいぶ易しく感じるだろう。勉強法の詳細に関して…

出願準備4 ~TOEFLとIELTS~

MPHに限らず、欧米の大学院に留学するためにTOEFLやIELTSのスコア提出が必要となることは多い。アメリカの場合、TOEFLを受験する人が多いと思われるが、最近はIELTSを受け入れている学校も多い。ただし、IELTSのスコアについて言及していない大学に出願しよ…

出願準備3 ~TOEFL/IELTS/GRE ~

留学を目指す上で(おそらく多くの人にとって)大きな関門の1つになるのが英語のスコアを揃えることだと思う。私もとても苦労したので、色々なところで情報を集めようとした。 TOEFLに関しては、多くの方がブログなどに勉強法を残してくれている。"MPH"で検…

出願準備2 ~出願スケジュール~

1. 理想的な(と思われる)出願スケジュール 夏までにTOEFL/IELTS, GREのスコアを揃えた上でSOP, CV/Resumeを書き進めていき、同時並行でRecommendation letterを書いてもらい、SOPHASがオープンしたらすぐに出願する。 出願の締め切りは12月以降になると思…

出願準備1

出願の準備にどのくらいの期間を要するか。これについては人それぞれだと思うが、初めての場合は何をしていいのかよく分からず、人づてに情報を集めたとしてもかなりの時間がかかることが多いと思う。 (システムが変わっていなければ)SOPHASは1年毎に更新…

アメリカのSPHへの出願 ~どの大学に(何校)出願するか~

前回書かせていただいた通り、アメリカのSPHへ出願するときは"SOPHAS"というオンライン上のApplication Serviceを通して出願する。私の場合、出願を決意したはいいが、決意してから1校目の出願が完了するまでは本当に長い道のりで大変だった…。出願しただけ…

SPH留学を目指す ~アメリカかイギリスか~

私はアメリカの大学院にのみ出願したので、タイトルの内容について詳しくは書けないがこの点について少しだけ触れようと思う。 MPHをはじめとしたSPHへの留学を目指す場合、アメリカの大学院かイギリスの大学院かで迷われる方がいると思う。アメリカ、イギリ…

Public Healthを勉強する ~海外か国内か~

留学も目指したいが、仕事・家族・言語や文化の違い・経済面…様々な理由から国内の公衆衛生大学院への進学とどちらかを迷われる方もいるだろう。 国内では、2000年に京都大学に公衆衛生大学院が設置され、以降もいくつかの大学で開校されている。アメリカや…

MPHをはじめとしたSPH留学を志そうか迷っている人へ4

出願に至るまで、私はあっちにいったりこっちにいったり、迷いに迷いながらようやく決心がついたので、このタイトルについてもう少し書きたいと思う。 MPHに限らず大学院留学となると、最大のネックになるものの1つが経済面だろう。アメリカのSPHは1~2年で…

MPHをはじめとしたSPH留学を志そうか迷っている人へ3

自分の目標や関心のある分野が明確で、公衆衛生大学院(SPH)で学んだ内容が卒業後にこのように生かせるというイメージが固まっている人は迷わずに出願の準備をすればいいだろう。問題は、自分のやりたいことが明確にはなっていないが(またはどれくらい明確…

MPHをはじめとしたSPH留学を志そうか迷っている人へ2

私が最終的に公衆衛生大学院(SPH)に行こうと決意したのは、仕事をする中で感じるようになった問題が自分の中で徐々に大きくなってきて、それを何とか解決したいという気持ちが抑えきれなくなり、かつ現状のままではそれを解決することがかなり難しいと認識…

MPHをはじめとしたSPH留学を志そうか迷っている人へ 1

ぜひ目指そう!と伝えたいが、私は最初SPHやMPHのことをあまりよく知らず、なんとなく響きがよくて魅力的なイメージがあったから目指したいなと思ったのが最初だった気がする。漠然とし過ぎていて、そのときは出願準備までには至らなかった。 入学してからも…

公衆衛生大学院(SPH)/公衆衛生学修士(MPH)について

内容で迷っていたら中々書き出せないので、多少適当でもいいから何か書こう。 私は昨年出願に至ったのだが、SPHやMPHについて3年くらい前までは全然知らなかった。自分が無知だっただけなのかもしれないけど、少なくとも最初は周囲でMPHについて詳しそうな人…

何を書こう

ブログを始めたはいいけど、いざ始めると何を書いたらよいかよく分からない。まずは、日々思っていることと、留学を検討しているけど実際どうなんだろうと思っている人がここに辿り着いてくれたときに読んでほしいと思うことを書こうかな。

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日々感じたことや経験したことを書き残しておきたいと思い、ブログを始めてみる。