Connecting the Dots

アメリカの公衆衛生大学院留学に関するブログです。

School Visitについて

気がついたらもう4月。最近は来年度(今年の夏~秋)に入学する予定の学生たちのための、説明会のようなイベントが開かれている。

 

以下は、このようなイベントについてではなく、"School Visit"一般について思っていること。

 

私は主にTOEFL/IELTSの対策をしていたときにMBA受験者のブログを(非常に情報量が多いので)よく参考にさせていただいていたのだが、これらのブログの中でschool visitについての話を時々目にしていた。また、MBA受験をされた方からschool visitについて直接話を聞いたことがあった。詳細は分からないが、MBA受験者のうちかなりの割合の方が実際に検討している大学数校にvisitをされているのだろう。大学やキャンパス周囲の雰囲気、admissionの担当者や自分の関心ある分野の教官と話した際の印象等で、その大学に対するイメージが大きく変わることもあり得るので、school visitをする利点は大いにあると思う。時間もお金もかかってしまうが、visitをすること自体がアピールにもつながる可能性もあるかもしれない(この点が目的の1つという場合もあるだろう)。とは言ってもやはり出願する時期の前後に時間をとってschool visitをするのは、MPH受験者にとってはとても稀なのではないかと思う。少なくとも私の周りでそのような話は聞いたことがなかった。これはMPH受験者のほうがMBA受験者よりも忙しいとか時間が取れないことが多いという意味ではなく(実際、よく分からない)、おそらく出願から学校選択に至る過程において、MBAのほうがschool visitの重要性がより大きいからなのではないかと思っている。

 

私は全く見学に行く余裕はなく、気がついたら出国の日を迎えていたのだが、今思うと確かにschool visitをする余裕があれば、したかったなと思うときがある。なにせ、これまでとは全く異なる生活が待っている。そして、(ばらつきはあるが)アメリカの場合授業料はどの大学も高額であり、留学中の1年や2年は給与がない場合が多い。かなりの大きな決断になるのは間違いないので、納得して決めたいのであればvisitをして、現地の人と話して、街の空気を吸って…。

 

と書きながら、とはいってもやはり留学前にこの決断をするのは相当難しいだろうなと思うのだった。

 

理想的には、複数の大学に合格した後で、どの大学に行くか決断するために第1~3希望の大学院を計7~10日間程度で見学するのがよいかも…。このようなスケジュールを立てるのも、日本にいると中々現実的ではないかもしれないが…。