Connecting the Dots

アメリカの公衆衛生大学院留学に関するブログです。

MPHをはじめとしたSPH留学を志そうか迷っている人へ2

私が最終的に公衆衛生大学院(SPH)に行こうと決意したのは、仕事をする中で感じるようになった問題が自分の中で徐々に大きくなってきて、それを何とか解決したいという気持ちが抑えきれなくなり、かつ現状のままではそれを解決することがかなり難しいと認識したからだと思う。

 

私の場合、以前から何らかの形で留学したいとは思っていたのと、SPHに進学する場合は、欧米の方が日本よりも歴史も長く教育手法も確立されている、そして何より日本よりも様々なバックグラウンドを持った学生が入学してくる、という話を伺っていたので、MPH留学を目指そうと決意した。

 

MPHと一言でいっても、その中には疫学や生物統計学をはじめとして様々なコースがあるので、強く学びたい内容がその大学院の中に1つでも2つでもあればいいと思う。一応、個人的にMPH進学に向いている人は、集団とか地域、国全体の健康について関わることにやりがいを感じられる人ではないかと思う。実際進学すると、方法はどうであれ、みんな”どこかの”健康問題について関心をもっていて、何とかしたいと思っている人たちばかりだと感じる(当然といえば当然かもしれないが)。