アメリカのSPHへの出願 ～どの大学に（何校）出願するか～

前回書かせていただいた通り、アメリカのSPHへ出願するときは"SOPHAS"というオンライン上のApplication Serviceを通して出願する。私の場合、出願を決意したはいいが、決意してから1校目の出願が完了するまでは本当に長い道のりで大変だった…。出願しただけで何だか満足してしまうくらいだった。

どの大学に出願するか。もちろん学びたい大学院に出願するのだが、一校一校全ての大学の特徴をくまなく調べられる余裕のある方は限られるだろう。これも前回の内容と重なるが、SOPHASを通しての2校目以降の出願は、1校目ですでに提出している書類も多くあるので、負担はかなり減ると思われる（ただし、出願書類の中で最も大事であると思われる1つのSOP（PS）は個別に書く必要がある）。従って、複数の大学院に出願する方が多い。

私は出願先を決める際に、US newsの"Best Graduate Public Health Schools"も参考にした（このランキング通りに1～10位まで出願したというわけではないが）。実際、このサイトを参考にされている方は少なくないのではないかと思う。自分の興味・関心のある分野のコースが充実していたり、その分野の研究や教育をリードしている教授がいる大学に出願するのがベストだが、情報を集める時間は限られている。出願校が少ないと感じたら、このようなランキングを参考にすることも有用だと思う。幸い、出願の締め切りは大学毎に（私の出願した2016年度は）12月上旬から3月中旬くらいまでと幅広い。ただし、ランキング上位の学校ほど締め切りが早い傾向にあると思う。