Connecting the Dots

アメリカの公衆衛生大学院留学に関するブログです。

出願準備5 ~GRE~

GREには①Verbal reasoning, ②Analytical writing, ③Quantitative reasoningがある。①は単語がものすごく難解で、②は高いライティング力が求められる。③に関しては、多くの日本人受験生にとって①②と比較するとだいぶ易しく感じるだろう。勉強法の詳細に関しては、TOEFL/IELTSのときと同様、他の方々に譲りたいと思う。ただ、私個人の印象としてはTOEFL/IELTSよりも勉強の方法についてはバリエーションが少なく感じる。少なくとも、日本語で書かれたブログ等を拝読する限りは。あとは本で中心に勉強するか、オンライン教材を使うか(人気のオンライン教材がある)、そういった選択が中心になるかと思う。

 

1) GREの目標スコアは?

MPHを目指す多くの方が気になるところだと思う。確かな情報ではないのだが、これまで私が接した情報を総合すると、①②は大学により、③はできれば160点台前半以上と考えるのがスタートではないだろうか。

2) Verval, Writingの目標スコアは大学による?

英語がすごく得意というわけではない日本人にとってこの2つで高得点をとるのはとてもとても大変だ。個人差はあると思うが、1日何時間も勉強しても、例えばアメリカのいくつかのSPHのwebsiteに載せられている”入学生の平均スコア”まで到達するのに非常に長い年月がかかっても不思議ではないと思う。GREは英語を母国語とする学生も受ける試験なので、元々受験者の英語力が(当然ではあるが)とてもハイレベルだからだ。大学によっては、日本人の場合はこれらのスコアはみていないのではないか?という話も聞いたことがある。実際、私もこの話は否定できないのではないかと思っている。ただ、大学によって、あるいは入学審査官によっては異なると思う。

(とても主観的な意見だが…)多くのSPHでVerval150, Writing3.5ほどのスコアがあれば、GREのみで…ということにはならないのではないか、という印象は持っている。

3) Quantitativeは高得点を目指す

私も同意する。正確なところは分からないが、ほとんどのSPHにおいて164点くらいあれば十分なのではないだろうか(163点ではないという特別な根拠があるわけではない…)。日本語であれば解けたのに、英語の意味が分からず…という問題を少なくできるよう、Quantitativeで出てくる単語の意味はしっかり覚えてから試験に臨んだほうがいいだろう。

4) GRE対策 総論の結論

対策にどのくらいの時間がとれるかによると思うが、時間がなければ①②のスコアを上げるのは難しいと思うので、③に集中して、上記のように数学特有の英語表現を覚えて公式問題集で問題に慣れる。時間があれば、③の対策の後に本格的に①②に取り掛かり、試験直前に③をもう一度振り返る。このようにすればよいのではないか。

 

最近、日本から持ってきたGREの問題集をもう一度開いてみたのだが、やはりすごく難しかった…。