Connecting the Dots

アメリカの公衆衛生大学院留学に関するブログです。

専攻について2

MPHの話題と関係ありませんが、先週末からアメリカではDaylight savingが始まり、急に日が長くなったように感じています。

 

ところで、前回専攻について書こうと思ったのは、自分がSPHに入学する前に予定していた履修コースと、現在履修しているコースが少なからず異なっていることが関係している。というのも、私は日本にいたときに公衆衛生の中でも(そこまで狭くはないが)ある特定の分野を勉強したい!と思ってMPHの扉を叩いたのだが、実際入学して必修・選択と色々な授業を受けたり、様々なバックグラウンドの学生や先生方の話を聞いたりするうちに、一番勉強したいと思える分野が変わってきたのだ。ここまで変わる自分を、もしも入学前に想像できていたのなら、もっと"School-wide"のプログラムを提供している大学を調べていたかもしれないなと思ったりもする。もちろん、入ったところの環境や出会い、授業なども影響しているとは思うが、日本にいるときはあまり重視していなかったので、このようなことを書かせていただいた。

 

留学する前も、私は公衆衛生領域に関わっているのかな…と思ったこともあったが、恥ずかしながら今にして思えば少なくとも公衆衛生大学院で学ぶことに関しては知らなすぎたと実感している。

 

ただ、専攻はたくさんあり、コースはそれ以上にたくさんあるのだが、どの専攻もコースも、公衆衛生大学院の中のものなので、ある地域や国全体の人々の健康状態をどのように改善させていくか、”集団の健康”に強い関心があれば、必ずこれだ!と思えるところに行き着くことができるのではないか、そのように思っている。