Connecting the Dots

アメリカの公衆衛生大学院留学に関するブログです。

Writingの話 ~Paraphrase~

Writingの話。これは公衆衛生大学院(SPH)に限った話ではないかもしれない。

 

留学前、主にTOEFLやIELTSのWriting、Personal Statementを書いていたときに苦労したことはたくさんあるのだが、その中でも"paraphrase"(パラフレーズ=言い換え)にはとても苦労したことを覚えている。英語は1つの文章の中で同じ単語や表現が繰り返し出てくることを嫌う傾向にあるので、同じ単語が2回、3回と出てくると、文章としての評価が上がらなくなる。”~~は重要である”とか、”~~を意味する”とか、頻繁に使用する表現は複数の言い方を使えるようにしておく必要があるが、中々うまくできないことが多かったり、自分のストックを全て使い切った後にまた同じ表現使わないと…という場面に出くわしたり、私にとってparaphraseはとても大変な作業だった。

 

大変だった…で終わることはなく、留学後も同様に苦労している。論文等を書かれた経験がある方は理解いただけると思うが、Writingの課題は文献を引用して書くことが多い。ただ、文献の表現をそのまま持ってくることは(例外もあるが)基本的には御法度で、同じ意味を保ったまま異なる言い方で言い直して書く。アメリカの大学院は、plagiarism(盗作)に対してとっても厳しい印象を持っている。もちろんこちらは盗作なんてする気はなく、真面目に書いているのだが、文献を引用するときはいつもこのことを気にして書いている自分がいる。最初に比べたらだいぶ慣れてきたように思うが(思いたいが)…。

 

というわけで何が書きたいかというと、TOEFLやIELTSのWritingを現在進行形で勉強されている方はparaphraseをたくさん勉強する(した)と思うが、Writingにおいてものすごく大切な要素だと思うので、留学後に確実につながると思ってがんばってほしいと思う。