PresentationとSpeakingについて
年度末(4~5月)は特に忙しくなってしまい、中々更新することができなかった。
先日、これまで取り組んできたプロジェクトに関するプレゼンテーションが2つあった。1つはclass roomで行うプレゼンテーション(プロジェクターに写しながら行う、普通のプレゼン)、もう1つはプレゼンテーションといっても自分で自分の声をコンピュータに向かって録音して、そのrecordingとスライドを一緒に提出するというものだった。
アメリカに来て1年近く経つが、speakingに関しては未だにかなりの苦手意識があり、特にclass roomで行うプレゼンの前は不安でいっぱいだった。
2つとも何とか無事に終わりホッとしているが、この2つのプレゼンを通して、アメリカでは英語の発音よりも内容を重んじて聞いてくれる、評価してくれる、ということを改めて実感した。これまでこのことは何度も耳にしてきた。”アメリカでは色々な英語を話す人がいるから、発音の癖や多少の文法の間違いは気にしないほうがよい。それよりもこちらの人は内容をずっと重視している。”と…。ただ、そうはいっても、自分のこの英語で大丈夫なのか、という不安はつきない。
Class roomでのプレゼンは英語の発音や話し方についての指摘は全くなく、内容についてはするどい質問を受け、また自分が頑張った点はそれなりに評価してもらった。そして録音したほうは、提出したものを後から聞き返してもやはり再生するのが恥ずかしくなるような英語で、もっとspeakingを練習しないと!と今更ながら本気で思った。ただ、後日返ってきたfeedbackはやはり同様にspeakingについての指摘はなくて、内容についてはこちらも予想以上に評価してもらったように思う。
もちろんどちらのプレゼンも聞いている先生や学生は聞きづらい点は多々あったかもしれないし、評価についてもお世辞も混じっているのかもしれないが、少なくとも発音を含めspeakingにコンプレックスを持ち、話そうとしなくなる必要はないのだなと、改めて強く感じた。
自分に勇気を持たせるためにも、ぜひ書いておこうと思った経験だった。