Connecting the Dots

アメリカの公衆衛生大学院留学に関するブログです。

SPHの授業 ~Epidemiology(疫学)のLab①~

前回のブログ(~LectureとLab~)で少し紹介させていただいたが、SPHの中のいくつかのコースはLecture+Labで構成されている。もちろん、Public Health以外の大学・大学院でもLabはあると思うし、大学によって形式や時間設定等は異なると思うが、以下は私が経験したLabについて書かせていただく。

Epidemiology(疫学)はPublic Healthの中でも学生が多く、関連するコースはたくさんあったが、Methodを学ぶコースには必ずLabがあった。今思いついた例で恐縮だが、例えば与えられたデータからLife Table(生命表)を実際に作ってみるとか、Case Control Study(症例対照研究)の一例を与えられて、Cohort Study(コホート研究)との違いやそれぞれの長所・短所などをディスカッションするといったことをLabの中で行った。学生4~6人くらいを1グループとして、最初の1時間はグループ内でその日のテーマについて話し合い、残りの時間は話し合った内容をグループ間で共有するといった構成だった。

私はLabで学んだことが本当にたくさんあり、感想も書き出したら止まらないほどありそうだが、特に最初の頃は予習が大変だった。予習しないと、恥ずかしながらグループ内での話し合いについていけなくなるので、頑張って予習した。ただ、1つ1つのLabに大体10~20問くらいのQuestionがあり、分からない問題もあれば、なんとなく分かるけど英語だとどのように説明したらよいのか分からない問題もあり、予習にかなりの時間がかかった…。段々慣れていったけど、最初は大変だったなぁとしみじみ思う。