Connecting the Dots

アメリカの公衆衛生大学院留学に関するブログです。

SPHの授業 ~Epidemiology(疫学)のLab②~

今年は梅雨明けが早いようですが、アメリ東海岸もとうとう真夏を迎えたようです。

 

この1年間、EpidemiologyのLabは予習も大変だったし授業(Lab)中も毎回Discussionについていくので必死だったが、この時間のおかげで様々な学びが深まったと感じる。疫学の知識を定着させることはもちろんのこと、英語の各技能の訓練にも大いになった。それから、グループ内には色々な学生がいるので、グループワークという面でも勉強になった。履修中は大変だったけど、終わってみると勉強になったなぁと感じるコースばかりだった。

 

LabのQuestionについて。総じて、私は周りの学生(特にアメリカ人)と比べて、”答えが1つに定まらない”問題への対応が苦手ということがよく分かった。計算問題など、答えが1つしかない問題への対応と比べて、上記のようなタイプの問題は自分の考えを論理的に説明する必要があることが多かった。グループの学生の意見を聞いて、「それ授業中のどこで聞いたの?スライド何ページ目?」と思うこともしばしばあった。彼らは、おそらく授業で扱っていなくても、自分の過去の経験などから論理的に答えを作り上げる過程に慣れているのだろう。このタイプの問題への対応は大変で、逆にとてもよい勉強になったと思う。