Connecting the Dots

アメリカの公衆衛生大学院留学に関するブログです。

SPH留学 ~学校選択について~

最近、といってもこの2,3ヶ月くらいの話ではあるが、学校選択について複数の方からご相談をいただく機会があった。

ご相談をいただいた中で、私が実感していることは、

 

中々うまく答えられない… ということである。

 

留学する前よりは明らかに出願プロセスや実際の授業、宿題、試験などについて知っていることは増えたが、複数の大学を比較してお答えすることはとても難しい。当然といえば当然だと思うが、ほぼ自分の大学のことしか知らないからだ。自分の学校の話ならできる。ただ、それも自分のレンズを通しての話になるので、別の学生からみたら違った答え方になるかもしれない。誰が話しても変わらない話は、大抵学校のwebsiteにすでに書いてあったりする。出願者に、学校選択について非常にspecificな決め手(例:温暖な気候で、学生の数が○○~○○で、○○学の○○の分野で強い…)があれば話は少し単純になると思うが、実際にはそこまではっきりしていない方が多いと思う。複数の大学に合格すると、出願前はA大学がよいと思っていたけど、実際BやC大学も魅力的だし…と考えるのはよくあることだろう。

 

私に相談してくださった方たちは、皆さんとてもよく調べて、熟慮されているのが伝わってきた。これは私の直感(根拠は全くなし…)だが、よく調べてよく話を聞いてよく考えた上での結論であれば、どの大学に決めても充実した留学生活が待っているのではないかと思う。入学する前の生活からはかなり変わることは間違いないので、入学後に予期しなかった出会いやアイディアが生まれることもあるだろうし、不確定要素も考慮に入れると、どの大学に入るかよりも選んだ場所でどう過ごすかのほうが大切なのだろう。おそらく。